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2010.03.07 |
これはワシがスリランカのシギリアという世界遺産に行ったときの写真だ。
朝6時半にホテルを抜け出して(鳥の声に起こされて!)、同行の「たーちゃん」と一緒に朝の「奇跡の山」を仰ぎ見ることにしたのだ。
朝陽を浴びながら1500年前の岩上の王宮を偲ぶワシなのだ。
1500年前、父である王を殺した男は、自らを王として,追放した弟からの侵攻から逃げるためにこの奇跡の岩の上に王宮をつくり、11年後に弟に攻められ自害して果てる。
その物語や岩上の壁画を見るために人々はこの頂に上がるのだが、ワシはまた違う感動を覚えたのだ。
この山の存在そのものがただものではない。
狂気に走ったといわれるこの王子は、単に攻めから逃れてこの岩上に上ったのではないと思う。
人間が可能な限りの高みに登り、「神を感じたかった」のだ思うのだ。
などとワシは言いながら、この一連の写真を撮るのは映像のプロであるたーちゃんである。
たーちゃんは、すごい。
ワシが朝早くから宇宙と交信(!?)するのを面白がって同行してくれた。
そして、三輪タクシーに飛び込んで、怪しいお兄ちゃんに誰も知らない「秘境」に連れて行ってもらうことになる。(一番下の写真)
ワシらはこの世のものとは思えぬ光景を目の当たりにして、脳は真空状態になり、後で感動をゆっくりと引き戻しながら味わう目にあうのだ。
そういえば、あの時の1000ルピーをお借りしたままだったのを、いま思い出した。すまぬ、すまぬ。
彼はさすがのプロだ。
視点と粘りと感性としつこさが、すごい。
なによりも発想が柔らかい。
発想が柔らかいというのは、プロとしては何よりも必要なことなのだ。
こんな絵を誰が撮ろうとするものか。
みんなで一生懸命に何かを探してる。
漢字のTシャツを着ているワシも必死みたいだ。
どうぞ、たーちゃんのブログ「たーちゃん目線」もご覧あれ。
http://glh.weblogs.jp/tahara/
写真提供:M.Tahara 
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